石巻さかな女子部

石巻の女子たちが魚屋さんに弟子入り。自分で魚をおろし、料理ができるようになるまでをレポート!

vol.7

2016.03.14

活けタコを茹でよう

あなたならどうしますか?

もしも、活きたままのタコをもらったら!

そう……。

日本が誇る水産の街・ここ石巻では、

平凡に生きる女子の身にも

突如、活きたままのタコをもらってしまうという大事件が起こり得ます。

『石巻さかな女子部』はそんな緊急事態に備え、今回は

活きたタコを茹でるまでの工程を学ぶことにしました!

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朝一番の魚市場で活タコを仕入れてきてくれた老舗魚屋『魚長』さん。今日も先生はお魚おろしの達人・ハルオさんです

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業務用の大きなまな板の上いっぱいに広がり、もんどりうつタコ。あまりの迫力にドン引きするメンバー

 

さあ、それではさっそく始めましょう!

ドキドキのファーストステップは、「タコの頭をめくる」です。

タコの頭をめくる…頭を……めくる……

ま、まずはハルオさんの実演を見せてもらいましょう!

二本の指をグイッと思いきって入れます

タコの首?のところに二本の指をグイッと入れる

頭をめくると内臓的なものが出てきます。メンバーのこの表情からお察しください

そのまま頭をグイッとめくる。状況はメンバーのこの表情からお察しください

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頭の中に入っている、内臓的なものを切りとります

 

これがタコの頭の中身。墨袋を破らずに切り取るのがポイント

これがタコの頭の中に入っている内臓的なもの。スミ袋を破らずに切り取るのがプロの技です

 

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あっという間に「タコの頭めくり」完了です!

 

それはもう、まな板の上の格闘技。

「ホレ、やってみろ」とおもむろに、

一番近くで見ていた最年少・サキちゃんにご指名が入りました。

サキちゃん、意を決して「タコの頭めくり」に挑戦です!

まずは持ち上げて、タコに慣れてみる

「気持ちで負けてる!」とメンバーたちに鼓舞され、まずはタコを持ち上げて自分の方が大きいことを確認

 

「もっとグイッと!」とハルオさんに

「もっとグイッと行け!」とコーチ・ハルオさんに鼓舞される

 

頭をめくると、なぜか度胸が座って勝てる気がしてくる

頭をめくると、なぜか度胸が座って勝てる気がしてきたサキちゃん

先生と同じようにやったつもりが、なぜかタコの墨だらけに

結局、スミ袋を破ってしまいスミだらけに…

 

頭を切りとられ、足だけになってもまだ活きているタコ

驚くべきはその生命力!頭を切りとられ、足だけになってもまだ活きています

 

「頭めくり」はかなり衝撃的なファーストステップでしたが、

次の「ぬめりをとる」作業もなかなかのもの。

魚屋さんなどでは、

二層式の洗濯機や専用のタコ洗い機でやるそうですが、

我々「石巻さかな女子部」は、

最も原始的かつシンプルな方法で行うことになりました。

それがこちら、ブラシジャブジャブの術

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足を切り分け、扱いやすく解体したタコをバケツの中に入れ、水と濃いめの塩を入れて、ブラシでジャブジャブ。これをなんと20分程度も続けます

最初はこんな感じ

最初はこんな感じ

 

もくもくとジャブジャブ

もくもくとジャブジャブ。即興で「タコ洗いの歌」なども歌いながら

20分程度ジャブジャブするとこんなにぬめりが出てくる!

20分程度ジャブジャブするとこんなにぬめりが!

 

最後に、何度かきれいな水で洗い、触ってもぬめりがなければ完成

最後にきれいな水で洗い、触ってもぬめりがなければ完成。タコの身に透明感が出てきます!

 

ここまで来れば、もうタコも怖くありません

ここまで来れば、メンバーの顔にも余裕が出てきました

 

そして、やっと「茹でる」工程に入ります。

が、その前に、グラグラ煮たつお湯の中からも、

さっとタコを取り出せるよう、プロのひと手間を。

タコに穴をあける

タコに穴をあけ、紐を通します

 

こんな感じでそれぞれのパーツをひとまとめにします

こんな感じでそれぞれのパーツをひとまとめに

 

これでタコがハンドバックのように持ちやすくなりました!

いよいよ熱湯にイン!するわけですが、

こちらもプロの現場では、

五右衛門風呂か!と見まがうほどの大迫力で……。

もはや何かの儀式みたいです

タコをみんなで入れていきます。もはや何かの儀式みたい

グラッグラの熱湯で10分程度

グラッグラの熱湯で20分程度

 

なんとなくプロっぽく、柔らかさを確かめてみたり

なんとなくプロっぽく、途中で柔らかさを確かめてみたりして

 

柔らかく茹で上がったら、タコをぶら下げて冷まします。

なかなかプロっぽい現場になっています。

紐でぶら下げて粗熱をとったらゆでだこの出来上がりです!

家でやるときはベランダで?

 

最初は到底、仲良くなれる気がしなかった巨大タコですが、

ここまで手塩にかけて茹で上げると、あら不思議!

愛おしさがわいてきたではありませんか。

何より、茹でたてのタコは、

ビックリするほど、柔らかくて美味なのであります!

吸盤の部分だけを切りとり、さっと茹でたツウ好みの逸品

吸盤の部分だけを切りとり、さっと茹でたツウ好みの逸品

 

『石巻さかな女子部』一同、タコが大好きになりました♥

もうこれで、アグレッシブに動き回るタコを突然もらっても、大丈夫なのであります!

ありがとう!タコさん!!

ありがとう!タコさん!!

 

【石巻さかな女子部】入部希望者募集中!

入部希望者募集中!

毎月一度、石巻の魚屋さん「魚長商店」にて、旬のお魚おろし会を開催。おろしたお魚で調理にもチャレンジします。その様子をこちらのWEBマガジン『ぼにぴん』にてレポート。お魚料理を学びながら素敵な記事作りにもご協力いただける方、以下までご連絡ください。男子もOK!

info@umimachi-sanpo.com

魚長うおちょう商店

魚長(うおちょう)商店

【石巻さかな女子部】の活動に絶大なる協力をいただいている石巻の老舗魚屋さん。店主ご夫婦のみならず、職人さんまでもが監督、コーチとして女子たちにお魚のおろし方を伝授してくれます。店先に並ぶ魚介は、プロが信頼する確かな品。遠方からでも、石巻の旬の鮮魚を取り寄せることができますよ!
TEL:0225-96-6756

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