石巻さかな女子部

石巻の女子たちが魚屋さんに弟子入り。自分で魚をおろし、料理ができるようになるまでをレポート!

vol.01

2015.11.27

秋鮭をおろそう

【石巻さかな女子部】スタート!

【石巻さかな女子部】スタート!

こんにちは。

突然ですが、
石巻が日本を代表する水産の街だってご存知?

自慢ではありませんが、
わが街・石巻は、広~い太平洋の中でも
世界三大漁場(※)のひとつ言われる「三陸・金華山沖」を有し、
近海ではなんと!
200種類もの魚介がとれると言われているんですよ。

すごくないですか~!

と・こ・ろ・が、です。
このところの日本では、
人々が魚をさばくどころか料理もできない、
そもそも、
魚をあまり食べていない…などという、
ゆゆしき事態があるよう。

海に囲まれて生きる日本人が、
魚を食べていないなんて、
そんなことでよいのでしょうかァ!

そこで私たちは、
水産の街・石巻から
日本の魚食文化を取り戻すべく
「石巻さかな女子部」を結成することにいたしました!

※「世界三大漁場」、あとの2つはノルウェー沖とカナダ・ニューファンドランド島沖のグランドバングだそうです。

 

魚がおろせるカッコイイ女子を目指す

実は、石巻でも多くの女子たちが
「魚がササッとおろせるカッコイイ女子になりたい」
と願いつつ、
どうすればよいのかわからないまま、
今日にいたりました。

そこで、石巻の街なかにある老舗の魚屋さん
魚長うおちょう商店」のご夫妻に相談。

【石巻さかな女子部】の監督として、
毎月1尾、旬の魚のおろし方を
教えていただけることになりましたァ!

「お、そりゃいいね!」と快諾の【魚長商店】店主・阿部長一郎さん

「お、そりゃいいね!」と快諾の【魚長商店】店主・阿部長一郎さん

初回はワタクシ・部長のヨシコがチャレンジ!

いきなり選んだのは、
秋魚の王様・秋鮭でございます。

 

腹子ぎっしり!雌の秋鮭をおろそう

ドドーン!と4.3㎏の秋鮭

ドドーン!と4.3㎏の秋鮭

この季節、石巻の魚市場には
秋鮭がどっさり。

特にメスの身には、
イクラの素となる腹子がぎっしり詰まっているんです。

それではさっそく、
ウロコとりからスタート!

行きますよ~

行きますよ~

小さな鉄製テニスラケットのような形をした
専用の道具をもってすれば、
どんなウロコもザックザク。

シッポから頭の方向へ
思い切っていきましょう。

ポイントは、
ヒレや顔、シッポの周りなど、
細部の
ウロコもとることです。

こういうところも丁寧にね!

こういうところも丁寧にね!

 

頭を落とそう

裏返し、全身のウロコをくまなくとったら
次は頭を切り落とします。

ここからはぜひ、出刃包丁で。

出刃包丁とウロコとり器は、さかな女子の必須アイテム

出刃包丁とウロコとり器は、さかな女子の必須アイテム

エラぶたに沿って、
包丁の刃を斜めに入れていきます。

太い背骨を断つのがちょっと大変ですが、
これを一発でドスッと
断てるようになれば
一人前かもしれません。

エラの中に指を入れる際は、トゲトゲに注意です!

エラの中に指を入れる際は、トゲトゲに注意です!

 

イクラを取り出してから水洗い

頭がとれたらお腹を割いていきます。

腹子を傷つけないように、
浅~く刃を入れるのがポイントですよ!

そのまま肛門のあたりまで
スーッと切れ目を入れて。

見よ!このたっぷりの腹子を

見よ!このたっぷりの腹子を

腹子は手で丁寧に取り出しましょう

腹子は手で丁寧に取り出しましょう

無事、腹子を別の容器に取り出したら、
今度は、血合いの部分に切り目を入れ、
取り除きます。

血がいっぱいで
慣れないとちょっとグロテスク。

でも、こういうところの処理もひるまず
サッと手早くできるのが
カッコイイさかな女子の姿なのであります。

腹の中の背骨のきわの血合いを処理

腹の中の背骨のきわの血合いを処理

大きな魚の血合いは手でかきだしちゃいましょう

大きな魚の血合いは手でかきだしちゃいましょう

 

水洗い

そして、ここで水洗いを。
うろこ、ぬめり、血を落とし、
お腹の中もきれいに洗います。

ただし、魚の身が悪くならないよう
何ごとも「手早く」が基本ですよ。

特に背骨のきわの血合い部分はゴシゴシやって、完全に取り除きましょう

特に背骨のきわの血合い部分はゴシゴシやって、完全に取り除きましょう

心配そうに見守る監督ご夫妻

心配そうに見守る監督ご夫妻

 

三枚におろそう

 

そしていよいよ三枚に。

頭のほうから尾に向かって
背骨に刃を沿わせながら
包丁を入れていきます。

なるべく骨に身を残さず、
スパッといきたいものですが
これがなかなか難しいんです。

でも、なんとなくプロっぽくなってきました

でも、なんとなくプロっぽくなってきました

なんとか半身をおろすことに成功!

なんとか半身をおろすことに成功!

残ったもうひとつの半身から、中骨を切りとります

残ったもうひとつの半身から、中骨を切りとります

骨への身の残り方で
腕前がわかると言われますから、
【石巻さかな女子部】としては
特に上手になりたいステップです。

あとは、半身を調理しやすいよう
切り身にしたら
出来上がり!

出来上がり!

ホントは頭も自分でおろしたいところですが、
固くて難しいので
初回は監督にお願いしました。

頭や骨も捨ててはいけません。とってもいいお出汁が出るんですよ

とにかく、こんなに大きなお魚も
自分でおろせて大感動!

次回は、石巻のおばあちゃんにイクラづくりを習います!

【石巻さかな女子部】入部希望者募集中!

入部希望者募集中!

毎月一度、石巻の魚屋さん「魚長商店」にて、旬のお魚おろし会を開催。おろしたお魚で調理にもチャレンジします。その様子をこちらのWEBマガジン『ぼにぴん』にてレポート。お魚料理を学びながら素敵な記事作りにもご協力いただける方、以下までご連絡ください。男子もOK!

info@umimachi-sanpo.com

魚長うおちょう商店

魚長(うおちょう)商店

【石巻さかな女子部】の活動に絶大なる協力をいただいている石巻の老舗魚屋さん。店主ご夫婦のみならず、職人さんまでもが監督、コーチとして女子たちにお魚のおろし方を伝授してくれます。店先に並ぶ魚介は、プロが信頼する確かな品。遠方からでも、石巻の旬の鮮魚を取り寄せることができますよ!
TEL:0225-96-6756

石巻さかな女子部