～みちのく潮風トレイル[奥松島～石巻]～

「道」 つづくよ どこまでも　のをこえ やまこえ たにこえて
はるかな まちまで ぼくたちの たのしい たびのゆめ つないでる
作詞:アメリカ民謡　作曲:アメリカ民謡　引用

長い道のりを歩くことをイメージした時、この歌詞のメロディーが流れました。
なぜかというと、「みちのく潮風トレイル」は、青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐ約1,000kmに及ぶロングトレイルだからです。更にこのトレイルは、地域の自然環境や地域のくらし、震災の痕跡利用者と地域の人々などを様々に「結ぶ道」として設定されたからです。

「みちのく潮風トレイル」の楽しい旅、特に、石巻エリア（東松島市、石巻市、女川町）は、海の景観をダイナミックに感じるスポットや、恵み豊かな世界三大漁場など楽しみが目白押しです。

3泊4日で個人では回りにくい離島も含まれているため、このトレイルを歩くことで、自然と触れ合いながら新しい発見があるかもしれません。また、途中でサイクリングも楽しめるため、より多角的な視点からこのエリアを楽しむことができます。

このページに記載しているのは、当日様子を記載したレポートです。
「みちのく潮風トレイル」を歩いている皆様、もしくは、今後楽しむ予定の皆様のご参考になれば、とても嬉しいです。

ぜひ、【石巻エリア】にお越しください。

1日目（出発日：2023/11/23）

JR仙台駅に集合して、9時にバスで出発します。
車内では、スケージュールや注意事項、トラッシュポーチをご購入された方へのお渡しなどを行いました。

実は、このトラッシュポーチですが、終盤に「お土産」として大人気になります。

朝も早かったので、ウトウトしながらバスに揺られること、約1時間半。
奥松島にある「あおみな」に到着します。

ガイドの説明の後、約4.5㎞のハイクをしました。

11時半過ぎ、「奥松島クラブハウス」にて、それぞれ自由に昼食をしてもらいました。その後、東松島市震災復興伝承館を見学しました。

「奥松島クラブハウス」には、食事処をはじめ、軽食するスペースや身体を動かす施設もあります。次のリンクには、「奥松島クラブハウス」を紹介した記事がありますので、気になる方は、クリックしてみて下さい。

→→→奥松島の新名所！奥松島クラブハウス | 海街さんぽ (umimachi-sanpo.com)←←←

お腹もいっぱいになると、身体がぽかぽかになって、動きやすくなりますよね。奥松島クラブハウスから海浜緑地公園まで、「サイクリング」で移動します。この区間は、のどかな風景が続くので、「歩く」よりもスピードがでる「サイクリング」の方が楽しく感じられます。

ここで、レンタサイクルの紹介をさせて下さい。

もし、自転車をご利用の方は、「奥松島クラブハウス」から少し歩いて、JR野蒜駅すぐ隣「奥松島イートプラザ」にレンタサイクルの貸出をしています。ただし、レンタサイクルの貸出は、貸出場所と返却場所が同じことが基本となります。それでは、時間ロスが大きくなるので、もし自転車を利用する場合は、

【奥松島イートプラザ出発→石巻市かわまち交流センター着】

となります。料金は、5,000円（税込）です。
当日受付も可能ですが、受付時に調整等でお時間をいただきます。
時間に余裕がない方は、事前予約が便利です。

さて、奥松島クラブハウスから海浜緑地公園までのサイクリングが終わり、今度は「石巻」まで約13.5㎞をハイクしました。
歩くスピードは、のんびりゆったり歩く、というより、サクサク歩くところとのんびり歩くところを作り、身体に負担がかからないようにスピードを調整しました。
予定より少し遅れて、17時30分前に宿泊場所のグランドホテルに到着です。明日は、離島に向かうので、体力温存をするため、各自個室でゆっくりと過ごしました。
（参加者の中には、石巻の夜の街へ出かけた人もいます。）

【1日目実施行程表】

9:00　JR仙台駅前からバスに乗る。
10:30　あおみな到着。その後ブリーフィングをし、ハイク（4.5㎞）
11:30　奥松島クラブハウス着。自由昼食後、東松島市震災伝承館見学
13:00　自転車を使って、海浜緑地公園を目指し、到着後、徒歩にて石巻グランドホテルに向かう。
17:30　石巻グランドホテル到着。その後、自由行動。

2日目のレポに続く…