ぶらぶらいしのまき

海も山も川も街もすべてがそろう石巻。ビギナーでも通でも楽しめる、ちょっとユニークな旅をご提案

vol.3

2016.01.18

イギリス人の名物館長が迎える街の情報館

石巻に来て、どこを周ろうかと迷ったら、

まずは、JR石巻駅から徒歩約10分の

『石巻市復興まちづくり情報交流館』へGO!

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ここは、石巻市が作った街の情報館。

街が繁栄を極めたから昭和の時代から、

東日本大震災、今後の復興計画まで

貴重な写真や映像、模型などを駆使して石巻の歩みを紹介しています。

明治時代や昭和初期の石巻を映した貴重な写真

明治時代や昭和初期の石巻を映した貴重な写真が並ぶ

魚を積んだトラックが重すぎて角を曲がり切れず、大量の魚を道に落としていったのを市民が拾い集めて食べていた、というのは有名な昔話。それを彷彿とさせる興味深い写真が多い

魚を積んだトラックが重すぎて角を曲がりきれず、大量の魚を道に落としていったのを市民が拾い集めて食べていた、というのは有名な昔話。それを彷彿とさせる興味深い写真も

 

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各エリアの震災前と震災直後の様子を比べる空からの貴重な映像も見られる

 

もうこれだけでも、無料とは思えぬ見ごたえなわけですが、

ここに週4日ほどいらっしゃるという

リチャード館長に会えたらなおラッキー!

情報館の外壁には津波が来た高さを示す標識が。背の高いリチャードさんも飲み込まれる高さ

リチャード・ハルバーシュタットさん。川の近くのこの場所では、彼の背のはるか上まで津波が来た

 

彼は、石巻に住んで約20年のイギリス人。

被災後、母国からの帰国の薦めを断って、

石巻にとどまることを選択した外国人として有名になりました。

石巻の人たちは彼を厚く信頼し、尊敬

今では、街を代表するこちらの資料館まで館長としてお任せしているのです。

リチャードさんに会えたら、ぜひ声を掛けて案内してもらいましょう!

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なんせ、被災してなお、自ら残ることを選んだ街ですから、

その石巻愛、ハンパじゃありません。

ペラッペラの日本語を駆使して、

ビギナーにも超分かりやすく解説してくれる上、

海外からのお客様にも完璧に対応してくれるという

石巻のスーパー広報部長。

フレンドリーでジェントルな人柄に、

地元の人もみな「リチャードはとにかくいい人だよ」

口をそろえる人気者なのです。

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震災前は、専修大学の先生だったリチャードさん。館長職のほかにも、資料の翻訳など、石巻を広く紹介することに従事しています

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来館者が自由にコメントを残せるホワイトボード。リチャード館長への激励や各国の言葉でのメッセージが並ぶ

 

他にもこの界隈は『石ノ森萬画館』

新しくできた屋台村の『橋通りCOMMON』、

地元新聞社の視点から石巻を紹介する情報館『石巻NEWSee(ニューゼ)』などがあり、

半日以上は滞在時間をみておきたい充実のゾーン。

さらに、自身の被災体験や石巻で生きる決意などをつづった

リチャードさんの手記を読んでから来ると、

より一層、感慨深い石巻の旅になるでしょう。

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涙なくしては読めないリチャードさんの手記。アマゾンなどでも購入できます

 

石巻市復興まちづくり情報交流館

◆ 開館時間 9時30分から18時
◆ 休館日 毎週火曜日(休日にあたる時はその翌日)
◆ 場所 石巻市中央二丁目8-11い

ぶらぶらいしのまき