ぶらぶらいしのまき

海も山も川も街もすべてがそろう石巻。ビギナーでも通でも楽しめる、ちょっとユニークな旅をご提案

vol.2

2015.12.22

ああ、麗しの牡鹿半島

海、山、川、街とすべてが揃う石巻。

地区ごとに違った個性があり、

それぞれの自然や文化は知れば知るほど魅力的です。

今回はその中でも人気が高い、牡鹿(おしか)半島をご紹介。

まずは石巻LOVE♥な大人気フォトグラファー

平林克己(ひらばやし・かつみ)先生の作品で、牡鹿半島の美しさに触れてください!

牡鹿
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どうですか?

もう、行きたくてウズウズしてきたでしょう?

しかも、今回は冬の旅。

そう。

実は牡鹿半島は、

旬の味が豊富で、空気が澄み渡り、

トレッキングにも心地がよい

をねらうのが本物のツウなのであります!

 

【アクセスはレンタカーがベスト】

JR石巻駅から車で1時間ちょっと。

アクセス手段のおすすめは、

仙台または石巻駅からのレンタカー利用です。

公共のバス(鮎川線)もあることはあるのですが、

本数が少ないうえ住民の生活に密着した仕様なので

時間が限られる旅人にはあまりおすすめできません。

でも、一応、バス(宮城交通・鮎川線)の時刻表も

ご案内しておきましょうね。

平日版はこちら)(土日祝日版はこちら)

 

【御番所公園で極上のトワイライトタイムを】

車での旅、たとえばナビの目的地には、

牡鹿半島の最南端にある展望台

【御番所公園(ごばんしょこうえん)】と入れてみましょう。

くねくねの山道と海岸沿いをひた走るドライブ。

途上でぜひ、「はまぐり堂」(蛤浜にあるおしゃれなカフェ)や

月浦展望台(つきうらてんぼうだい)

おしかのれん街(復興商店街)などに立ち寄ってみてください。

でも、冬は暗くなるのが早いので要注意。

夕方4時過ぎには、

【御番所公園】に到着しておきたいものです。

到着しました!牡鹿半島の最南端に位置する【御番所公園】

【御番所公園】とは、江戸時代に仙台藩が外国船の襲来に備え、海の見張り所を設置した場所

 

さあ、それでは360度のオーシャンビュー、

牡鹿半島の夕景をとくとご覧あれ!

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南の突端から望む海

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東の海には目の前に有名な金華山が!

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西側の海上。左が【網地島(あじしま)】、真ん中は猫島と言われる【田代島(たしろじま)】

 

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屋根付きの展望棟。トワイライトタイムをゆっくりと楽しみたいから、防寒は万全に!

 

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夕陽が美しいと言われる石巻でも、牡鹿半島からの景色は格別

 

【冬の味覚と檜のお風呂を堪能】

美しすぎる夕景に酔いしれた後は、いよいよ今晩のお宿へ。

このあたりには漁師宿や民宿がたくさんあるので

ニーズや使い勝手に合わせて吟味したいところです。

たとえば小渕浜(こぶちはま)にある【割烹民宿めぐろ】さんは、

お部屋も見事なオーシャンビュー!

震災後に改築した新しい宿

震災後に改築した新しい宿

 

冷えた体を温めるため、

さっそくお風呂をいただけば、

新しくて清潔な檜のお風呂に癒されます♥

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お風呂に入りながら眺める夕景もまた捨てがたいんですが…

 

そしてそして!

なんといっても目玉はお料理。

冬は特に、旬の味覚のオンパレードなのであります!

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牡鹿半島でとれた殻付き牡蠣

牡鹿半島産のあんこう!

牡鹿半島産のあんこう!

 

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こちらも牡鹿半島で獲れたボッケ(ケムシカジカ)

 

これらの素材が使った絶品お料理がこちら!

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ぷるぷるの身と濃厚な肝を味噌で和えた「あんこうの共和え」。お酒のアテにピッタリ!

 

ホクホクとした身と卵のプチプチした食感がたまらないボッケ汁

ホクホクとした身と卵のプチプチした食感がたまらないボッケ汁

 

頭からバリバリ骨までいただける名物「きんきのみぞれがけ」

頭からバリバリ骨までいただける名物「きんきのみぞれがけ」

 

震災で大きな被害を受けながらも、

いち早く復活した「割烹民宿めぐろ」。

ボランティアや常連さんに支えられたという感謝のもと、

温かなおもてなしがグッとくるお宿です。

宿を営むご家族との出会いもまた、よい思い出になるでしょう。

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右から【割烹民宿めぐろ】の女将さんとご主人、息子の若旦那さん

 

若旦那の息子・寿真(かずま)くん

若旦那の息子・寿真(かずま)くん

 

京都から寄贈された遊漁船「福幸丸(ふっこう)」

津波の被害を知り、京都から寄贈された遊漁船「福幸丸(ふっこうまる)」。この船をチャーターし、釣りを楽しむことができます

 

 

【そして、金華山へ】

翌朝、民宿のおいしい朝ごはんをいただいた後は、

時間があればぜひ、【金華山(きんかさん)】へ。

近くの鮎川(あゆかわ)港から出るフェリーで

片道約20分で到着します。

ここは、頂上まで海抜445m、周囲26kmの島で

石巻では大変有名な観光地。

一年に一度、三年連続でお参りに行けばお金に困らないと言われる

ありがた~い霊山なのであります。

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金華山から牡鹿半島を望む

 

美しい太平洋の眺めと野生のシカに出会う

ほどよい距離のトレッキング。

凛とした空気もすがすがしい季節です。

金華山ではシカや猿にも遭遇します

金華山ではシカや猿にも遭遇します

 

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牡鹿半島にたくさん生息する野生のシカ。金華山へは海を泳いで渡ったという説も

 

大自然の中に、

震災の爪痕と復興の姿が同居する牡鹿半島。

あなたもぜひ、贅沢で、印象深い大人の旅を体験してください。

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