恋する灯台、大須崎灯台・大川小学校

公開日:2022/09/27 最終更新日:2022/09/27

恋する灯台プロジェクト」というものがあります。

日本ロマンチスト協会と日本財団が協力して進めるプロジェクトで、目印のない海原を行く船を導くように、灯台を「二人の未来を見つめる場所」というロマンスの聖地にしよう、というものだそうです。

全国で49の灯台が認定を受けているそうなのですが、宮城県で唯一「恋する灯台」として認定を受けている灯台が石巻市にあります。

それが旧雄勝町にある大須崎灯台です。

大須崎灯台

大須崎灯台の様子

雄勝町なのでローズファクトリーガーデンやおがつ物産館に行ったついでに寄れば良いのですが、そこから行っても30分くらいはかかります。

道は細くて曲がりくねっていますので、行くときは対向車に気をつけてください。

また、Googleマップにナビを任せていると、県道238号線から大須漁港に降りていくルートを案内されます。

そちらのルートでも灯台には着けるのですが、駐車場が小さく、登り口もわかりづらくなっています。

大須崎灯台への登り口

古い登り口は港に降りていく途中にあります。

実は恋する灯台プロジェクトの認定を受けてから灯台に行くために新しい駐車場と遊歩道が整備され、2021年から使えるようになっています。そのうちGoogleマップにも反映されると思いますが、しばらくの間は古いルートが案内されると思いますので気をつけてください。

新しい駐車場は県道238号線沿いに進めば案内が出ています。

大須崎灯台の新しい駐車場

2021年に新しい駐車場が整備されています。

大須崎灯台は1949年に建てられた灯台で、それから70年以上も船を導き続けてきました。恋する灯台として認定を受けたのは2018年ですが、認定を受ける前から地元有志によって灯台の周りは整備されていて、付近の方々の憩いの場として親しまれていたそうです。

プロジェクトサイトによる認定の理由は

「太平洋を見通せる雄勝半島の東端に立つ灯台。漁師たちの安全を見守るシンボルとして慕われる灯台の周りには花々が咲き誇り、憩いの場となっている。そして、震災という苦難を刻みながらも立ち続ける姿は、見る者の心を温めてくれる。入江の雄勝湾は遣欧使節船の建造地と言われており、灯台から望む大海に、遥かローマを目指して航海に乗り出した帆船の姿を思い浮かべれば、恋の旅路も未来へ導いてくれそうだ。」
(恋する灯台プロジェクト、大須崎灯台の紹介ページより抜粋)

という事だそうです。

なぜか公式サイトでは一言も触れられていないのですが、この灯台、プロジェクトで取り上げられた灯台の中で最も恋という言葉にふさわしいかもしれません。

というのも、灯台から見下ろせる大須港の防波堤が、ハートの形をしているからです。現地で写真を撮ってきましたので、是非ご覧ください。

ハート型の大須漁港

大須崎漁港の防波堤。横向きのハートマークに見えます。

右がとんがった側(ハートマークの下側)に見えますよね。

全国的なプロジェクトに認定されたから、というよりも単純に眺めが綺麗で、地元の人たちにとても大切にされている素敵な灯台です。雄勝に行ったときは是非少し足を伸ばして行ってみてはいかがでしょうか。

恋する灯台の鐘

恋する灯台認定を受けて、鐘が設置されています。

さて、雄勝から石巻に戻るときは北側から北上川沿いを戻るか、南の女川を通るかになります。女川ルートは道が曲がりくねっているため、多くの人がちょっと距離が伸びても北回りのルートを通る事が多いでしょう。

この北ルート沿いには震災で全国的に有名になった大川小学校の跡地があります。

避難誘導の責任を中心に様々な議論がありますが、何を言っても失われた命は戻ってきません。

個人的にはせめて何か教訓を得るのが犠牲になった子供たちと先生方にとって一番の供養になると思っています。

大川小学校全景

大川小学校の校舎です。すぐ近くまで寄って見られます。

もしこの付近を通るときお時間に余裕のある方は是非一度大川小学校に寄ってみてください。

校舎を一回りし、裏山に置かれた津波到達点のサインを現地で見るだけでも感じられるものがあると思います。

大川小学校津波到達点

津波がどこまで届いたかを示す到達点表示が出ています。

南海トラフ地震の危険性について考えるまでもなく、日本に住む以上は地震や津波への対策はついて回ります。

実は筆者も親戚をこの大川小学校で亡くしました。この場所で生まれた教訓が将来一人でも多くの人の命を救ってくれる事を願わずにはいられません。

大川小学校伝承館

大川小学校の隣には地震被害を伝える伝承館があります。

 

大川小学校までは、距離があります。
通常であれば、車での移動をおススメしていますが、中にはレンタサイクルで3~4時間かけて、石巻市内から大川小学校を往復する方もいます。

 

平地であり、体力に自信がある方であれば、自転車で往復可能ですが、ひとりで走るとなると、途中で挫折しそうになったりします。
そんな方は、ツアーに参加するのがいいかもしれません。
そして、文章で知識をつけるよりも、きっと、語り部さんのお言葉はきっと、心に響くと思います。

もし、行こうかどうが迷っているのであれば、ぜひ、お試しください。
ツアー詳細や予約は、下のピンクのバナーから見れます。

 

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