迫力の「嵯峨渓」を巡ろう
日本三景のひとつとして有名な松島ですが、
そのお隣りの東松島市にも「奥松島」というおすすめスポットがあるのをご存知ですか?
松島湾の入口に浮かぶ宮戸島(みやとじま)と
太平洋にのぞむ野蒜(のびる)海岸一帯をさすエリア。
冬でも暖かく早春には椿が咲き誇る景観は「東北の伊豆」とも呼ばれ、
宮城県の国際観光テーマ地区としても整備されています。
そんな奥松島の旅を今回は、東松島市の観光課職員、浅野直美さんが案内してくれます。

頂きから奥松島を一望する大高森の展望台。白い曲線が美しい野蒜海岸も見える
「奥松島の旅はまず、遊覧船から」と浅野さん。
仙台と石巻を結ぶJR仙石線の野蒜(のびる)駅から
車で約10分の奥松島遊覧船案内所からスタートです。

浅野直美さん。以前は石巻のラジオ局でアナウンサーの経験も!
ここから遊覧船で巡るのは、
宮戸島(みやとじま)の東南端に突き出た半島周辺エリア。
岩手県の猊鼻渓(げいびけい)、大分県の耶馬渓(やばけい)と並ぶ、
日本三大渓のひとつ「嵯峨渓(さがけい)」です。
所要時間は約1時間。
船長さんのガイドトークもかなり面白くて楽しめます。

この日のガイドは奥松島遊覧船の名物船長、小野さん
それでは船に乗り込み出発進行!

天候が悪くて外洋に出られない時も代替えコースがありますからご安心を
湾内ではさっそく東松島が誇る種牡蠣の養殖棚がお目見え。
ここで作られた種牡蠣が全国各地の産地で使われているんです。

全国的に珍しい種牡蠣の養殖棚。かなり近くで見ることができます
穏やかで女性的と評される松島とは対照的に、荒々しくてダイナミック、男性的なパノラマが魅力と言われる嵯峨渓。
外洋に出ると、太平洋の荒波と風雨に浸食されてできた岩や島が次々と眼前に。
その迫力の景観をしばし、ご堪能ください!

真っ白な岩肌に松の緑が映える

日焼けして荒々しい男島(右側)と色白で穏やかな表情の女島。二つ合わせて夫婦島と呼ばれる

たくさんある見どころの中でも必見!の屏風岩

メガネ岩と呼ばれる小島。「象の鼻」ともいわれる

左側はアシカ岩。右側は震災の影響で崩れてしまった岩

「震災前はこんな岩だった」と見せてくれる船長さん
「海や空の色が日によって違うから、
何度乗っても飽きません」と浅野さん。
岩肌ぎりぎりまで迫って見せてくれる船長さんの操舵技術も本当にお見事です。

船上からのぞきこむようにして見れる「青の洞窟」。西に陽が傾き始める時刻には、向こう側から光が差し込んで本当に美しいとか

岩の割れ目から遠くの島をのぞく絶景ポイントにもピタリ

珍しい「みさご」という鳥の巣がある「みさご岩」。ちなみに「みさご」は英語でオスプレイの意味
いかがでしたか?
往復わずか1時間で周れるエリアに、
これだけ多くの個性的な岩や島が点在する嵯峨渓。
日本を代表する圧巻のパノラマ、ぜひ観に来てください!
奥松島遊覧船
嵯峨渓コース(所要時間60分)
料金は大人2000円、こども1500円
※荒天時の代替えコース(所要時間45分)は大人1500円、こども1000円
最少運行人数など詳細は株式会社奥松島公社までお問合せを。TEL0225‐88‐3997
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