猫の楽園・田代島

公開日:2021/09/07 最終更新日:2021/09/07

猫、好きですか。

筆者は猫好きで、実家にも2匹猫がいるのですが、、なんだか嫌われているようで、近付くとすぐに逃げられてしまいます。

基本的に猫は警戒心が強いので、道ばたでなかなか触らせてはもらえませんよね。

でも、そんな猫に触り放題の楽園があります。

猫と遊び放題の島!

ご存知の方も多いと思いますが、石巻には「猫の島」として全国的に有名な田代島があるのです。

ここの猫たちは飼い猫でも野良猫でもなく、島の人たち皆に愛される「地域猫」です。漁業で生計を立ててきた島民のみなさんにとって、猫は大漁の神様として扱われてきたそうなんですね。

そんな背景もあってか、田代島の猫たちは警戒心が低く、誰でももふもふさせてくれます。

そんな猫の楽園に行ってきました。

田代島は牡鹿半島の南西に浮かぶ島です。このため、網地島ラインが運行する船で行くことになります。

一日4往復の船が出ていますが、ゆっくりじっくり猫と戯れたいなら一泊するのがお勧めです。

船が出ている港は三箇所で、石巻中央、門脇、鮎川です。石巻中央と門脇は北上川の河口にあり、鮎川は牡鹿半島の先端にあります。

石巻中央と門脇の距離は車で5分くらいしか離れていません。その意味では実質的に石巻中心部と牡鹿半島先端部の2箇所が乗り場です。

石巻中心部の二港は駅からもアクセスが良いため、かなり混み合います。実際、私が乗った日も朝一番の便は2隻で運行したにもかかわらず乗れない人が出ていました。

鮎川港は石巻中心部から車で1時間ほど移動する必要がありますが、基本的にかなり空いていて、船に乗れないということはほとんどありません。

しかも島までの距離も近いため、チケット代もお得です。鮎川港までの移動が気にならない方は鮎川から乗るのも手です。

船のチケットは予約を受け付けておらず、どうしても石巻中央と門脇から乗りたい場合はチケット販売が始まる時間(だいたい出航の1時間半位前)に港に着いておくことをお勧めします。

船は2種類就航していますが、車で島に渡る場合やカセットガス、花火などを持ち込む場合は乗れる船(時間)が限られてしまいますので、事前に確認するようにしてください。

ただし、田代島は全島をくまなく回っても10km程度しかありませんし、レンタサイクルもありますので、通常車は不要です。

カセットガスはキャンプをする方なら使うかも知れませんが、管理棟でガスを販売していますので、カセットコンロだけ持ち込めばOKです。ロッジには立派なプロパンガスのコンロが付いています。

管理棟売店の品揃え

今回は門脇港から船に乗り、田代島の仁斗田港で下船、マンガアイランドのねこロッジで1泊して、翌日戻ってくる日程で行ってきました。

船の旅は45分

およそ45分の船旅は快適で、船についてくるウミネコと戯れているとすぐに港に到着します。

触れそうな距離にウミネコがついてきます

田代島には最初大泊港に入港しますが、今回の目的地であるマンガアイランドは仁斗田港の方が近いため、そちらで下船しました。

マンガアイランドを利用する場合、予約の時に荷物の運搬をお願いしておくと、桟橋のところで荷物を受け取って車で運んでもらえます。

仁斗田港では猫のマークがお出迎え

人は乗せてくれませんが、マンガアイランドまでは登りが続き、ルートによっては舗装もされていないため、荷物の運搬はお願いしておくことをお勧めします。

民宿に泊まる場合は港からすぐの集落内にありますので、まずは荷物を置いてから島内を探索すると良いでしょう。

島に降り立って感じたのは「おや、猫が見当たらないぞ」ということです。

ネットでは港でくつろぐ猫の写真なんかも見かけますが、どうやら港にはいる時といないときがあるみたいですね。

それでも案内に従って集落の中を歩いて行くと、時々猫を見かけました。その意味では他の地域より猫が多いのは間違いありません。

所々にいる猫

看板に従って集落を抜けていくと、、何と道が森になりました。舗装されているルートもあるのですが、港からマンガアイランドへの最短ルートは草がたくさん生えた土の道を進む森ルートです。

移動他にも島内の道は舗装されていないところがたくさんあるので、動きやすい運動靴で行く事をお勧めします。

マンガアイランド

マンガアイランドに着いたら、まずは管理棟でチェックインの手続きをしてロッジに入りました。

今回借りたのは「しろロッジ」です。しろロッジは二階建てで、2階に2段ベッドが2つ置かれたベッドルーム、その他の設備は一階にあります。

しろロッジ外観

他のロッジは一階建てで、リビングスペースの隣に二段ベッドが置いてあるみたいですね。

冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、ポット、テレビ、掃除機、扇風機、ドライヤーはありますが、エアコンはありません。プロパンのガスコンロと鍋とフライパン、それに最低限の食器もありますので、料理もできます。

ガスコンロ完備

ただし、田代島内には生鮮食品を買えるお店がないので、船に乗る前に調達しておく必要があります。それから、包丁はあるもののまな板がないので、何か代わりになるものを持っていった方が良いでしょう。

洋式の水洗トイレも備え付けられています。

それから、しろロッジとしまロッジだけ、お風呂があります。他のロッジに泊まるときは管理棟でシャワーを借りられますのでそちらを使うことになります。

しろロッジのお風呂

しろロッジは漫画家のちばてつや先生がデザインをされたそうで、室内の壁には至る所にちば先生の絵が描いてあります。「かけてある」のではなく、直接壁に「書いてある」ので、この絵はロッジに泊まった人しか見られません。

壁に描き込まれたあしたのジョー

特に寝室の二段ベッドはあしたのジョーの丹下段平が見守っています。朝起きて真っ先に1/1サイズの丹下段平と目が合うという貴重な体験をできます。

起きると目が合う丹下段平

どれも一点物なので、ファンなら是非一度泊まることをお勧めします。

ここだけの貴重な絵も

一通りロッジを確認したら、いよいよ島内探検の時間です。

まずは猫の神様にご挨拶を、ということで猫神社に向かいました。

ロッジから猫神社に向かう道中、家があるところには猫が集まっています。島民の方が食べ物を分けてくれるので家の周りに集まっているのでしょう。ばっと見た範囲に10匹近くも無警戒な猫が集まっているのは感動ものです。

島内の所々にある猫だまり

近づける!触れる!しかもこんなにたくさん!

途中二、三か所の猫だまりを過ぎて、歩くこと30分。マンガアイランドから2km弱くらいで「島のえき」が見えてきます。

島のえき入り口

猫神社の手前にあるこの場所は学校の跡地を使った旅行者用の休憩施設です。

島のえき建物入り口

店内で軽食やデザートを食べられる他、持ち込みもOK。営業時間は15時までと短いですが、自動販売機も設置されているので、散歩中に飲み物が欲しくなったらここに立ち寄ると良いでしょう。お手洗いもあります。

そして何よりこの場所、島内の他のどこよりも圧倒的に沢山の猫が出迎えてくれます!

島のえきには猫がいっぱい!

島の駅を運営するスタッフさんが猫にご飯をあげているそうで、それを狙った猫が数十匹単位で島のえき周辺にいるのです。

エサが出されたときの猫密度は他の場所ではなかなかお目にかかれません。

餌を食べる猫

猫目当てなら絶対に行くべきもふもふスポットです。

島の駅を過ぎると猫神社があります。こちらは道沿いのこぢんまりしたお社で、行った日はそんなに沢山の猫には会えませんでした。飯タイムが近かったので、すぐそばの島のえきに移動していたのでしょう。

猫神社こと美與利大明神

猫神社を過ぎても道なりに進んでいくと、田代島のもう一つの港、大泊港に着きます。

静かな大泊港

こちらの港はマンガアイランドや島の食堂から遠く、静かな港です。

静かな分、釣りをするなら良い場所だと思います。民宿も1件ありますので、泊まりで釣りを楽しむなら大泊港がお勧めですね。

大泊港からはまた歩いてマンガアイランドに戻りました。

ちょっと暑かったもののロッジの夜は快適に過ごせました。立地の関係でどうしても虫が多少部屋に入ってきますが、あれだけ猫と遊べることを考えたらどうということはありません。

島には今回歩いた道の他に、西側を回る散策路があります。島の西の端からは遠く石巻の市街や夕日を眺められるそうです。

西側の道は大泊港往復よりも若干距離がありますが、マンガアイランドの管理棟でレンタサイクルを借りれば簡単に回れます。島は意外と高低差があるので、電動アシスト自転車が便利です。田代島を満遍なく回りたいときは是非借りてみて下さい。

とは言え、猫と遊んで島を回って、とやっていると船の時間内ではとても回りきれません。田代島の魅力を余すトロなく堪能したい時は、是非マンガアイランドのロッジを利用して一泊することをお勧めします。

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