野蒜海岸の初日の出、東松島市を鮮やかに染める

明けましておめでとうございます。

元旦といえば初詣、そしてやっぱりなんといっても初日の出ですよね。

東松島市の野蒜海岸では、今年も初日の出イベントが開催され、多くの人が初日の出を拝もうと野蒜海岸に足を運んでいました。

少し水平線が曇ってはいたものの、平成を締めくくる平成最後の初日の出として期待に応えしっかりと顔を覗かせてくれました。

野蒜海岸の初日の出の様子
野蒜海岸で特徴的なのは、初日の出イベントに合わせて設置される鳥居。

多くの人に楽しんでもらえるようにと5年ほど前から鳥居が設置されるようになりました。

鳥居が設置されることによって、初日の出にふさわしい厳かな雰囲気を醸していると思いませんか?

鳥居×海×日の出なんてなかなかお目にかかることのできないシチュエーション、かなり贅沢だと思います。

野蒜海岸にて初日の出を待ちわびる人々

写真のように設置された鳥居のほかにも、凧揚げ、甘酒のお振る舞いやおみくじ、あったかメニューなど存分にお正月を感じられるイベントとなっていました。

当初の日の出の予想時刻は6時50分頃。6時にはまだ真っ暗だった空も徐々に明るくなっていきます。

地平線に雲がかかっていたため、予想時刻に遅れること約10分。7時を過ぎた頃に、雲の中から今年初めてのお日様がぼんやりと顔を見せ始めました!

雲の合間に日の出が出始めた様子

雲があったため、日の出の瞬間がはっきりと分かるような初日の出とはならなかったものの、太陽の光が雲を染めることで非常に幻想的で雰囲気のある日の出となりました。

鳥居の枠越しに初日の出を楽しんでいる人も多いようで、野蒜海岸は元旦から賑わっていました。

初日の出の始まりと由来
ところで初日の出の習慣は日本古来のものであるというのをご存知でしょうか。

天皇が行った元旦の儀式にならっているとされていますが、全国では明治以降に盛んになったといわれているようです。

一年の始まりの初日の出を拝むことで、年神様へその年の豊作や無病息災を祈る意味合いがあります。

八百万の神を例に見ても分かるように、万物に神様が宿るとされた神道の自然神信仰が、日本人の精神がこの風習を作ったのですね。

東松島は東日本大震災で大きな被害を受けた地域のうちの一つですが、それと同時に漁業や農業も盛んで自然の恩恵も多く受けている場所でもあります。

今年も一年、皆様に幸多からんことを。

writer 伊藤 克哉(東松島市地域おこし協力隊)

堤防から眺める初日の出