アートな空間。半島の古民家レストランへ

公開日:2017/07/05 最終更新日:2021/02/26
こちらの内容は、最終更新日から1年以上経過しているため、内容が古くなっている可能性があります。

震災から6年が経ち、石巻市内には、

新しいスポットがぞくぞく誕生しています。

中でも『リボーンアート・フェスティバル2017』のメイン会場となる牡鹿半島には、

古民家レストランが新しくオープン!

太平洋の蒼が一層輝くこれからの季節、

絶対におすすめしたいスポットのひとつです。

ドライブにも最高の牡鹿半島。小さな浜が点在しています

 

こちらが話題の「牡鹿半島食堂いぶき」。JR石巻駅から車で約45分

 

【迫力のインテリアは一見の価値アリ】

330坪の広大な敷地に、蔵(現在改修中)や倉庫、

池まである立派な古民家。

被災状況がひどく、取り壊されようとしていたこの建物を

「なんとか残したい!」とボランティアメンバーたちが一念発起、

協力者や寄付などを集めながら、実に4年をかけて再生しました。

人口が激減した牡鹿半島で、地元の人の憩いの場になれば、と

多くの建築関係者やアーティスト、企業などが協力。

その結果、芸術的ともいえる迫力のインテリアが実現、

まずは話題の店内をとくとご覧ください!

天井が高く、開放的なエントランス。カウンターの奥がキッチンになっている。頭上の黄色い壁では、オリジナルの壁に残っていた津波の跡を色の濃淡で表現

アーティストによるダイナミックな襖絵。個室側には牡鹿半島の鹿が、裏のエントランス側にはお金の神様を祀る「金華山」に関連して弁財天が描かれている

 

大きな窓の向こうに水平線を望む海側のスペース。壁や床の板の貼り方にもデザイン性を追求した洗練の空間

平日は地元の人、休日は観光客でにぎわう

 

もちろん食事メニューでも、

牡鹿半島でとれた牡蠣やホタテなどを

ふんだんに使用し、地域の魅力を猛アピール。

最近では、創設メンバーたちの思いが実り、

地元の人たちのコミュニケーションスペースとしても機能し始めました。

牡蠣が40g(5~6個)も入っている牡鹿半島かきハンバーグ定食(1200円)

数量限定の超ホタテ丼1500円(小は1100円)

【あの有名ブランドもプロジェクトに協力】

また、面白いのは、同じ建物の中にアウトドアのフットウェアブランド「KEEN」のショップがあること。

こちらでは、ちょっとした傷や不具合が原因で正規品としては販売できなくなったいわゆる「B級品」を

なんと定価の約半額でゲットすることができるんです!

売上の50%は、蔵の修繕など今後も古民家再生プロジェクトの運営に使われていきます。

エントランスの左手にある1室が「FEEL GOOD STORE byKEEN」になっている

アウトレットなので種類が豊富ではないものの、自分のサイズが見つかればかなりお買い得!

被災地という特殊な環境から生まれた、特別な場所。

試練を乗り越え、新たな歴史を刻み始めた古民家で、海を眺めて過ごす静かな時間はまた格別です。

お店を切り盛りする堀越千世さん。震災前は東京でOLをしていたという移住者。彼女も被災地で人生を変えた一人

牡鹿半島食堂 いぶき

営業時間などは公式HPをチェックしてください
oshika-ibuki.com

TEL 0225(25)7282

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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